2017/07/20
Linux CentOSをHyper-Vに入れてみたの続きです。Hyper-VにCentOSをインストールするとこまでやりました。今回はこれにWebサーバーの機能を持たせたいと思いますのでApacheをインストールします。
LinuxですからWindowsで言うところのコマンドプロンプトからいろいろなことをします。端末を起動します。左上のアプリケーションをクリックします。最初のお気に入りかユーティリティに端末があるのでクリックします。
端末が開きました。
Windows使いはあまりコマンドというものに慣れていない方が多いような気がします。Linuxではいろいろとお世話になると思われます。
まずはyumという呪文を使います。yumについてはredhatのyum(別ウィンドウで開きます)に詳しくあります。Debian系(Ubuntsなど)で言うapt(aptitude)と同じような物らしいです。aptの理解も怪しいですが。とりあえずパッケージ(いわゆるソフトの事でしょう)管理するものでインストールやアンインストールができるとのことです。依存関係も解決してくれるそうでApacheのインストールにも使います。
Apacheのインストール前に現状のアップデートがあるか確認します。端末で
yum check-update
と入力しEnterしてみます。
やたらupdateがたくさん出てきました。
全部アップデートしちゃいます。
yum -y update
-yというオプションはupdate時に問い合わせがあったとき Is this ok [y/N]: みたいな、時に自動ですべてyesと答えてくれるというものです。
何かエラーが発生してうまくいかないようです。このコマンドを実行するにはrootである必要があります。といってupdateが中断したようです。ユーザーを作成するとき管理者として作成したのですが、また何かが違うようです。
sudoというコマンドで一時的にルートに慣れるようですので
sudo yum -y update
とします。
パスワードを聞いてきます。自分のパスワードを入力します。エンターキーで確定します。
ここでうまくいかない場合はユーザーに権限がないと思われますのでsudoの代わりにsuで管理者のパスワードを入力すれば行けると思います。
私の場合、updateが393もありましたので結構な時間がかかりましたが、update終了です。ですがまだApacheはインストールされていません。
これからが本題です。まずCentOS付属のFirefoxでlocalhostに接続してみます。
では、Apacheのインストールですが、Apacheというパッケージ名ではなく、httpdという名前です。yumにinfoというものがありますのでhttpdについて調べてみます。
yum info httpd
と入力エンターします。
だからどうでもないですが、これからインストールするhttpdの情報が表示されました。さて、やっと本題Apacheのインストールです。
yum -y install httpd
何ですが、これもroot権限が必要なので
sudo yum -y install httpd
となります。
パスワードを入力してエンターでインストールが始まります。
では、最後にApacheを起動してlocahostに接続して動作確認します。
service httpd start
で、Apacheを起動します。
Apacheの起動にもパスワードが要求されましたので入力しておきます。
ブラウザでlocahostに接続してみます。
画面にApache HTTP serverと表示されていますのでうまくインストールされて起動していると思います。
以上パッケージからのApacheインストールでした。
PHPをインストールしたり、ほにゃららしたりということで次回もある予定です。