2017/07/20
Linux CentOSをHyper-Vに入れてみた、 Hyper-VのCentOSにApacheをパッケージからインストールする 、に次ぐ第3弾としましてindex.htmlを作成してHello Worldを表示してみます。相変わらず、自分の作業の覚書ですのでこのやり方がベストというわけではありません。間違いのご指摘、参考意見などお待ちしております。
ApacheサーバーがインストールされたのでApacheを起動してhtdocsフォルダにindex.htmlを作ってHTMLを書いて保存というのWindowsのXAMPPの時のお話です。
CentOSの端末を開きApache(httpd)がインストールされたフォルダを確認します。
cd /etc/httpd
これでディレクトリを移動します。cdはchange directoryということでディレクトリ(フォルダ)を移動します。/から書き始めると最上層であるルートからの指定になります。/なしだと今いる位置からの相対指定になります。
次にどのようなファイルとフォルダがあるか確かめます。
ls
lsはlist segmentsの略でファイルやディレクトリの情報を表示します。
htdocsディレクトリがないようです。
lsに-Rというオプションを付けて実行するとサブディレクトリも表示してくれるようなので確認のため実行してみます。
ls -R
やはりないようです。デスクトップのホームからでも同じことのようです。
confフォルダを開いてhttpd,confをダブルクリックで開きます。httpd.confが読み取り専用で開きます。Ctrl+fでDocumentRootを検索します。
そうすると/var/www/htmlとあります。どうやらここにindex.htmlを置けばlocalhostにアクセスしたときに表示してくれそうです。では、さっそく/var/www/htmlに移動して、index.htmlファイルを作成します。
cd /var/www/html
ls
ディレクトリを移動して現在のディレクトリの中を見てみます。
現在空っぽのようですね。ここにindex.htmlを作成します。viというエディタを使用します。現在はroot権限権限がないので新規ファイルを作成できないようですのでsudoを付けてコマンドを実行します。
sudo vi index.html
vi ファイル名とするとファイルが存在すれば編集でき、存在しない場合は新規で作成されます。
パスワードを入力しEnterでviがファイルを作成してくれます。(まだ保存されていないのでファイル自体は存在していないと思います。)
viというエディタは慣れれば大変便利だと聞きますが、私のような素人には少々扱いづらいものがあります。今の状況は何もできない見てるだけーの状態(コマンドモード)です。編集のできるモードに移行しなくてはいけません。その後コマンドモードに移行して保存終了ということになります。わかりづらいので次のようにするだけにしておきます。
- viでファイルを作成(開く)
- キーボードから『i』のキーを叩く(insertモード)
- 編集
- ESCキーを叩く(コマンドモード)
- キーボードから『:wq』と入力(write quite)
これだけ実行します。
キーボードから『i』のキーを叩く
編集
現在insertモードなのでhtmlを入力します。
HTMLの入力が終わったのでコマンドモードに移行します。
ESCキーを叩く
左下のINSERTという表示が消えました。
保存して終了します。
キーボードから『:wq』と入力してEnter
これでindex.htmlが保存されましたのでApacheを起動してブラウザでlocalhostから確認します。
sudo service httpd start
パスワードを入力します。ブラウザを起動してアドレス欄にlocalhostと入力します。
何とか表示されたようです。
ではまた、次回。